大学受験の英語文法勉強法

英文法の勉強をみなさんはどのように進めていますか?
文法は言語を使う上での法則です。

単語の意味が分かっても文法がからきしわからなくては、英語の試験で点数を伸ばすことはできません。
しかし、大学受験に必要な英語文法は、中学から高校2年までに学校で習った内容をしっかりと身に付けていれば十分と言えます。

受験のために新たに勉強をすると言うよりは、むしろ「思い出す」作業が中心です。
ここでは受験に向けて、どのように効果的に英語文法の勉強を進めるかについて考えてみましょう。

大学受験に必要な英語文法とは

 先にも述べましたが、大学受験に必要な英文法のほぼ全ては、高校2年までにすでに学習しています。
高校英語の例題については別の記事、「高校英語の文法問題例と解説」1~3も参考にしてください。

長文読解などで必要となる英文法の知識は、高校英語の基礎が身についていれば問題なくこなせるレベルです。
気を付けるべき点は、英文法の問題として出題されるものには特殊用法や例外的な用法などが多くみられることです。

これらの例外的な用法は、知識として持っていなければ歯が立ちません。
多くの参考書に手を付ける必要はありませんが、自分に合った分かりやすい英文法の参考書でしっかりと身に付けておく必要があります。

例えば、時制の一致、助動詞・分子構文の慣用表現、動名詞のみを目的語とする動詞 などについては、受験参考書で繰り返し学習して身に付けるのが最良の方法と言えます。

ただしすべての用法を丸暗記するのはシンドイものです。
なぜそのような用法になっているのかをしっかりと説明できるようになっていると、個々の用法について忘れてしまった時に思い出すのに役立ちます。

頻出の用法を身に付けるために

受験対策では数多く出題される問題を優先して覚えることが、最も効率が高いと言えます。
そのためにはもっとも自分に合った参考書 1冊を選んでください。

自分の実力や志望校のレベルに合わせた内容で、できれば例文が CDなどの音源に収録されているものがお薦めです。
そして例文を徹底的に反復練習します。

例文を音源で聴く→ 意味を思い返す→ 発音する→ 意味を思い返す
を自信が持てるまで繰り返します。

勉強祖進めるに当たっては、単元ごと(例えば、時制 など)に学習をしたら問題集を解くことを繰り返します。
問題集で点数の低かった苦手な単元は、繰り返して多くの回数を実施すると良いです。

このように繰り返し勉強することで、用法を例文ごと自分に刷り込んでしまうのです。
これで身に付けた用法については、自信をもって試験に臨むことができます。

まとめ

 英単語や英文法については、試験の結果は実力を反映すると言われています。
要するに身に付けてしまえば、特段の直前対策を取らなくとも点数に結びつくと言うことです。

英文法の学習は単調になりがちで集中力を維持するのに苦労することが多いものです。
しかし先述したように 耳・頭・口 を総動員して短時間で身に付けることを心がければ、他の勉強とうまく切り替えながら集中力を維持しやすくなります。

ぜひ頑張ってチャレンジしてみてください。

コメントを残す