英会話を入試に導入!八王子の子供が志望校に選ぶ私立中学特集

2020年度からの小学生英語教科化に向け、八王子の私立中学の入試にも英語、英会話による試験が導入されていることをご存知でしょうか。実施校はここ数年で増加し、2018年の首都圏中学入試では、112校が英語入試を実施しています。実施校は今後も増加する見込みで、慶應義塾湘南藤沢中等部では2019年度入試から英語リスニング試験を行うと発表しています。出題レベルは学校によってさまざまですが、中にはエッセイを書かせる、英会話での面接を行うなど高度な英語力を求めている学校もあります。現在、八王子に小学生のお子様がいらっしゃるご家庭でも、私立中学入試をご検討されているのなら、早めに英会話に慣れていくことが大切ではないでしょうか。この記事では、実際に英語や英会話による入学試験を実施した八王子から通える学校と、その内容についてご紹介いたします。

試験科目の英語に英会話が求められる中学校

2018年度の入試において、英語・英会話スキルが求められた私立中学校を10校紹介します。

神田女学園中学校

ネイティブと日本人の二人担任制があるグローバルコースをもつ神田女学園中学校。推薦入試試験科目は英語と面接。一般入試でも、英語+国数、面接という仕組みをとっています。英検3級以上で加点もあります。
募集人数: 200名 (グローバル推薦15名、一般15名)
試験:【推薦グローバル】英語50分(リスニングあり)、面接 【一般グローバル】英・国、各100点各50分(英語はリスニングあり)
公式サイト http://www.kandajogakuen.ed.jp/

かえつ有明中学校

帰国子女募集枠も広く、グローバルな教育に力を入れています。中学入学から高校3年生までの6年間に、高い英語力を身につけます。入学試験では、一般生Advanced入試で英語試験と英会話による面接による選抜があります。
募集人数:160名(一般生Advanced 男女計10名、帰国子女40名)
試験:英語(記述を含む)60分・ 英語面接、 各100点、小学校の成績表のコピー
公式サイト http://www.ariake.kaetsu.ac.jp/contents/

共立女子第二中学校

海外との交流や国内の国際交流活動が盛んな共立女子第二中学校。英語圏だけでなく、フランス語圏、中国語圏、アフリカ諸国やアジアへも活動を広げています。特徴的なのは、インタラクティブ入試における英語の試験。英語の実力を筆記試験で測るのではなく、英語を介したゲームや英会話を通して、英語の表現力を観察評価する試験を実施しているユニークな試験内容です。
募集人数:320名(インタラクティブ20名)
試験:英語インタラクティブトライアル100点・算数50点
公式サイト http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/chukou/

郁文館中学校

グローバルリーダー特進クラスを持つ郁文館中学校。ほとんどの試験の選択科目に英語があります。英語教育に力を入れ、様々な英語教育プログラムによって、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランス良く伸ばす教育を実施。英語だけで1日を過ごすイベントなども実施しています。
募集人数:130名(ほか帰国子女若干名)
試験:【進学クラス選抜】2科(国・算・英から2科)または4科(国・算・英から2科+社・理)、【グローバルリーダー特進クラス選抜】国・数・英から2科選択
公式サイト http://www.ikubunkan.ed.jp/examinee/index.html

川村中学校

中学1年生より、英語の習熟度別授業を取り入れている川村中学校。学校説明会では、授業体験のできる、「Enjoy!サマーワークショップ」や、チャレンジ講座を実施しています。実用英語技能検定を取得している場合に、優遇措置があります。
募集人数:50名
試験:国・算・英から2科選択(各50分、各100点)、面接
公式サイト http://www.kawamura.ac.jp/cyu-kou/

工学院大学附属中学校

八王子にある工学院大学附属中学校。クリエイティブ入試を導入するなど、多様な試験で生徒を募集しています。特徴は選択できる試験の多様さです。グローバル教育に力を入れ、留学だけでなく、途上国への国際協力活動など、多彩な国際交流プログラムが用意されています。
募集人数:105名
試験:国+算、英+面接、思考力、国算社理 (英国算各50分・100点、社理各30分・50点、思考力90分・100点)
公式サイト https://www.js.kogakuin.ac.jp/

城西大学附属城西中学校

学習理解が不足している子には定期試験ごとに英数国の「補習」を用意、さらに普通の授業では飽き足りない生徒には、ハイレベルな講習として「WINSTEP」を実施して、生徒の力に合わせて伸ばしていく教育を行っています。英語技能試験では、英検3級レベルの問題が出題されます。
募集人数:110名
試験:【2科型入試】国・算(各100点、各50分) 【4科型試験】国・算(各100点、各50分)、理・社(各60点、各30分) 【英語技能入試】英語(100点、50分リスニングあり)、個人面接(日本語)
公式サイト http://josaigakuen.ac.jp/

帝京中学校

発達段階に応じた中高一貫教育を打ち出す帝京中学・高等学校。個別指導にも力を入れています。英語学習では、英語を生活の中で自然に練習していける環境を提供しています。
募集人数:110名(帰国子女若干名)
試験:【2科型】国・算・英から2教科選択(各50分)【4科型】国・算・社・理(各50分)【得意分野重視入試】国・数・英から2教科選択、1科目を100点×1.5倍 150点に 1科目を100点×0.5 50点に換算
公式サイト https://www.teikyo.ed.jp/

東京女子学院中学校

英語が活かせる3つの海外研修を打ち出す、東京女子学院中学校。オーストラリア、アメリカ、フィリピンへの留学や英語研修プログラムで、国際的視野を持つ生徒を育てます。通常の4科試験、2科試験の他に英会話を重視する入学試験も実施しています。
募集人数:100名
試験:【英語試験】リスニング・スピーキング各20分、各50点
公式サイト https://www.tokyo-joshi.ac.jp/junior/

開智日本橋学園中学校

グローバルリーディングクラスへの募集で、特殊な試験を行っている開智日本橋学園中学校。主体的能動的な学びを目指し、生徒主体となって学習が進められています。
募集人数:130名
試験:【GLC入試】国・算・英G(各100点、各50分、英語はエッセイライティング)
公式サイト https://www.kng.ed.jp/

まとめ


八王子の小学生が、志望校の候補として私立中学を10校ご紹介しました。どの学校も英語や英会話のスキルを特に重視した試験が実施され、今後の英語・英会話スキルの必要性を感じずには入られません。また、文法や単語力による試験ではなく、英会話で積極的にコミュニケーションをとろうとしているか、表現しようとしているかといったことに注目する学校も少なくありません。今後もそういった学校が増えて行くことも予想されます。
英会話教室で、まずは英語に馴染んで行くことから始めて見てはいかがでしょうか。

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